夏の風物詩。枝豆の茹で方を極める!【動画あり】

ポイント

目指すのは、"目にも美しく、味わい深く、食感が楽しい枝豆"

【やさイイ話】

えだまめと『枝豆』の違い分かりますか?

「 枝豆 」 … 枝についた豆(葉、枝、根付き)
「 えだまめ 」 … 枝からもいで、莢だけになった豆
「 edamame 」 … 世界で認知されている呼び名

日本人は、米と同様に古来から豆類を好んで食べてきました。
縄文遺跡の調査ではマメ類の痕跡が確認されており、近年、植物考古学の研究では、縄文人がマメを食べていたばかりか、栽培をしていた可能性が高いと指摘されています。

江戸時代には、屋台等で簡単な食事を出す店が増え、寿司、天ぷら、蕎麦などに並び、枝付きのまま茹でた枝豆が売られ、人々は道を歩きながら豆をちぎって食べていたそうです。
現代では、枝からもいだ「えだまめ」が主流となっておりますが、昔ながらの「枝豆」には、鮮度にこだわる作り手の想いと共に、どこか懐かしい風情を感じます。

また、2013年には「和食」がユネスコの無形文化遺産に登録され、その際にGoogleが行った「和食部門」検索ワードの調査では、1位の「sushi」に続き、2位が「edamame」と言う結果に注目が集まりました。
健康志向が高まる中、野菜と大豆の栄養を併せ持つスーパーフードEDAMAMEからますます目が離せません!

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〇使用したUNILLOY
[深型]卯の花 22cm →ご購入はこちら

UNILLOYのYoutubeチャンネルにて、
清野先生のお料理教室動画を配信中


材料2人分
茹でる量の目安

えだまめ
300g
1.5リットル
天然塩
大さじ2
(水の量に対して2%が目安)
*旨味があり口当たりまろやかな天然塩がおすすめ
  • 1

    ①枝豆を洗う。
    ・枝からもいだ枝豆をボウルにあけ、水でさっと洗い流し、表面の汚れを落とす。
    ・水で湿った枝豆に小さじ2程度の塩(分量外)をかけて、両手でこすり合わせるように揉み洗いをする。
    その後、再び水で洗い流す。

    ★表面のうぶ毛が取れ、塩の効果で美しいエメラルドグリーンに茹で上がります。
  • 2

    ②枝豆を茹でる。
    ・大きめの鍋に水を1.5L入れ、沸騰する直前に塩(大さじ2)を入れて湯に溶かす。
    ・湯が沸騰してから枝豆を入れて茹でる。
    ★茹で時間に注目!
  • 3

    【おすすめ茹で時間の目安】

    1分30秒~2分30秒 …食感と香りが良く、甘みはほんのり。豆本来の味を感じられる。(こだわり派の方へ)

    2分30秒~3分30秒 …食感に程よくホクホク感が加わり、甘みが強くなる。(おすすめ!)

    ※茶豆品種は3分30秒~4分がおすすめです。
  • 4

    ③茹で上がったらザルにあげて湯を切り、お好みで塩を振り絡ませてから、ザルや新聞紙等に豆が重ならないように広げ、うちわ等で一気に冷ます。

    ★水をかけて冷やさないこと。水っぽくなり、豆がふやけて旨味も香りも逃げてしまいます。
    ★少し硬めに茹で上げても、余熱で柔らかくなります。
    ★最後に加える塩は入れなくても十分おいしさを堪能できます。
    ★お酒のお供にする場合は、最後に加える塩にもこだわるとより味わい深くなります。
    ★茹で上がった枝豆を、冷蔵庫に入れて一晩休ませても美味しく、味の変化をお楽しみいただけます。

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清野朱美先生【公式アンバサダー】

清野朱美先生【公式アンバサダー】 プロフィール

作り手の"想い"と自然が生み出す野菜の美しさに魅了され、2012年に野菜ソムリエの最高峰資格「野菜ソムリエ上級Pro.」を取得。他に、調理師、Vege-Fru Beauty Adviser、フードコーディネーターなど、食環境を豊かにするための資格を複数持つ。得意ジャンルは、美と健康を叶えるレシピで、野菜ソムリエとして、主にTV番組や料理教室などから"野菜の声"を届けている。趣味は野菜をテーマに旅すること。 Instagram:@petit.vege